ヘッセン州の地方選挙

2週間前の10月14日はバイエルン州の選挙でした。バイエルン州では、地方第一党であり続けたCSUが得票率を大幅に落とし(37.2%)、連立を組む必要に迫られていました。前回のニュースの数字だと、CSUと、連立候補のFWの得票率だと2党合わせても48.8%ですが、議席数だと2党合計107議席/全205議席のようで、これで連立政権を組めそうです。

今日2018年10月28日は、ヘッセン州の州議会選挙の日だそうです。Economistによると、事前の予想で与党のCDUが議席を落とすことが予想されている模様。CDU(CSU)がこの2つの地方選挙で大敗すると、メルケル首相の盟友であるVolker Bouffierヘッセン州首相がHesseのCDU党首の座から退陣を迫られるかもしれず、その場合はメルケル政権が終わる可能性もあると書いてありました。 www.economist.com

私の興味は語学の習得ですが、言葉そのものだけでなく周辺知識で理解を補うことも大切だと考えています。 以下、Economist誌より。

  • on the verge of ... vergeは端、境界の意味。…の瀬戸際にいる。
    Hesse does not look like a place on the verge of political revolution.

  • be plagued with (by) ... plagueは名詞だと疫病の意味。...に悩まされる

  • squabble 動詞。言い争う。
  • spat 名詞。ささいなけんか。動詞もある。
    Her coalition with the central-left Social Democrats (SPD) has been plagued by internal squabbling and undignified spats over migration.